”COPY ROBOT” in A Store Robot    $HOW5(#テガキ)+YUIKO(styling) Exhibition 2017 10/14(sat)~11/5(sun)

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”COPY ROBOT” in A Store Robot 

$HOW5(#テガキ)

Handrawing$$$$$hit!

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YUIKO(styling)

Yuiko Yoshimura - スタイリスト 吉村結子

 

Exhibition : 2017 10/14(sat)~11/5(sun)

A Store Robot 

Tokyo shibuyaku jingumae 2-31-18

 

 

セディショナリーズと言えば アストアロボット!

アストアロボット30周年記念コメント 

つまり・・・聖地。

 

 

マルコムマクラーレンはセックスピストルズを生み出し、

パンクカルチャーの象徴的なアパレルブランド "セディショナリーズ" を生み出した。
ピストルズのアートワークも"セディショナリーズ"のアパレルも 過激な

サンプリングコラージュが多様されているが、同時に一目見て すぐにそれとわかる 

アンディーウォーホルの様なポップさも そこには同居している。


彼はその後、NYで産声を上げたばかりの

サンプリング コラージュ で構成される音楽=ヒップホップの重要性に気づく。

後のヒップホップクラシックとなるアルバム DUCK ROCKを

トレバーホーンと共に作り上げる。(アートワークはキースへリング。)


まだインターネットもない世界で新しい情報がシェアされない時代。
NYアンダーグラウンドではNO WAVEの様な実験的ニューウェーブバンドが存在し、

ヒップホップがニューヨークのブロンクスで産声を上げていた。

また THE CLASH ”RADIO CLASH”期のアートワークは

グラフィティライターのフューチュラー2000が行っている。

反対に フューチュラー2000のラップの演奏はなんと

THE CLASHが行っている。

さらにアフリカバンバータは元ピストルズのジョン ライドンとTIME ZOME名義で作品を残している。

 

そこに つまらない垣根は無く 

誰もが 見たこともない音楽やアートに挑戦していた時代。
しかし、治安が最悪なソコへ行かないと誰も何も知る事ができなかった。

そんな時代の天才画家 ジャン ミッシェル バスキア 本人が主演している映画

DOWNTOWN81を見ると そのあまりにも貴重な世界を垣間見る事ができる。

 

www.youtube.com


 

ブロンディのデボラハリーや HIPHOPの基本とされる映画”ワイルドスタイル”を

つくりあげる ファブ5フレディや NO WAVEの代表的なバンド、

ジェームスチャンス、DNA、タキシードムーン、キッドクレオール

さらにはほんの一瞬だが アンディーウォーホルまでもが登場する。

あまりにも・・・素晴らしい世界。


驚くべき事に、そこに日本人のニューウェーブバンド

プラスチックスが登場し”COPY”という曲を演奏している。
後に日本初のヒップホップ、ダンスミュージックレーベル

メジャーフォースで活躍するプラスチックスのリーダー

中西俊夫さんの姿がそこにあった。


誰もが知り得なかった 産まれたてのヒップホップを体験していた日本人がいた! 
これだけでも国宝レベルの出来事だと思う。

そして ”COPY”という曲をやっていた人がサンプリング コラージュ カルチャーであるヒップホップを日本で最初にメジャーフォースで創りあげていくのだから、なんて面白いんだろう。

メジャーフォースは中西俊夫さんを中心に藤原ヒロシさん、高木完さんの

タイニーパンクスが人気グループとなってUKのワイルドバンチのDJMILOらと共に

ツアーを回っている。 そしてタイニーパンクスはラストオージーという番組

(雑誌や映像)で貴重なヒップホップの情報を伝えている。

当時、日本のヒップホップの情報は ほぼこのラストオージーしかない状態。
後のヒップホップを形成していく人達は殆どこれを血まなこで見ていたと

インタビューなどでよく語られている。

www.dailymotion.com

 

また 川勝正幸さんによる藤原ヒロシさんの半生を描いた書籍

丘の上のパンクによると、プラスチックス中西俊夫さんやチカさんが

日本で初めてマルコムマクラーレンの"セディショナリーズ"を着ていたらしい。

その買い付けを行っていたのがアストアロボットさん。

そこに なんと10代からセディショナリーズをコレクトしていた藤原ヒロシさん。

そういったシーンから メジャーフォースや今でも語られる90年代の裏原に

繋がっていくムーブメントが起こっていったのだと思うし、
世界と同時進行で活動していた人達が日本にいた事が 本当に凄いとおもう。

 

もしも、このような方々がいなければ・・・

日本のダンスミュージックのシーンは10年以上遅れていたかもしれない。

もっと90年代裏原に入る前の事が もっともっと語られてもいいと思うし

一番面白い。何年後かわからないけど、この時代の重要性が必ず さらに再評価される日が来ると思う。

 

www.redbullmusicacademy.jp

 

今回は そんなPunk/NewWaveからダンスミュージック、

hiphop誕生の時代迄をテーマに 展示会を行います。

日本で最初にHIPHOPやダンスミュージックに反応していった

NEW WAVEのバンドが どのようなバックボーンや影響を受けて

今に繋がっていったか・・・

今回、スタイリストのYUIKOさんを通じて アストアロボットさんでお話させてもらう様になって 過去の文献や楽曲を聴きながら ドハマりして

さらに この時代の発見や面白さに出会いました! 

そのテンションで YUIKOさんと一緒に創造を膨らませて

だいたい100点 製作しています。

(コラボレーションのアパレルも製作しています。)

かなりクレイジーな仕上がりで、面白いので ゼッタイ 遊びに来て欲しいです!

特にスーパーマーケットで何を買うかわからなくなった人は来て欲しいです。

 

ジャケットアートワークやコラボレーションアパレルを通じて ダンスミュージック/HIPHOP創世記までの 匂いが 少しでも感じて頂ければ幸いです。

 

 

 

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”COPY ROBOT” in A Store Robot 

$HOW5(#テガキ)+YUIKO(styling)

Exhibition : 2017 10/14(sat)~11/5(sun)

 

A Store Robot 

Tokyo shibuyaku jingumae 2-31-18

 

 

 

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